生き様の老醜老残、87歳の自己正当化。

池袋の悲惨な事故のニュースの続々編が土曜日の夜にテレビで流れた。加害者は警察の任意取り調べで、自己を正当化している。申し訳ないと言いながら、クルマの不具合を主張している。

この男のいままでの生き方の履歴が否応なく顔を出す。エリートと言われた似非人格の末路。何故自分が正しいと、この末路にまで言い張れるのか。晩節を汚すという言葉があるが、上から目線で全て生きてきた、当然の帰結でしかない。それが母子を殺してまでも自己を正当化している。

便利快適の利器は凶器であるという事実を直視しよう。運転免許証更新の自主返納がこの事故の影響で増加しているという。いいことだ。

ぼくばとっくの昔に、酒呑みとしての自己コントロールの自信の無さにギブアップして、50歳で免許証を放棄した。ぜったい飲酒運転するに違いない、人を殺めるに違いない。酒の魔力に負ける自分が想像できたから、決めた。好きと紙一重に地獄があるのが人の世だ。人間って完璧であるはずがない。

地方の老人はクルマが無ければ生活がうまくいかないというけれど、便利を一定期間享受したら、もう一度不便に戻ればいい。配達便で食料を調達せよ。

年齢と共に既得権益を手放せ。少なくとも凶器を手放せ!

この記事を書いた人

荒井 好一(Yoshikazu Arai)

荒井 好一(Yoshikazu Arai)

会社員38年・定年後フリーランス10年、好きな仕事で歩いてこれた。

45歳の春から東京単身赴任をスタートさせて、退職後もデュアルライフを楽しむ。異なる文化の街暮らしと移動空間で企画をするのが大好きで、2017年は実に新幹線乗車105回で仕事を楽しんだ。

スピーチのコーチ、法人代表、時々ビジネス書の著者、ブロガーに挑戦中。