社会で働いていくということは、次々生じる課題や変化に対応して行くことでビジネスにしていくのですから、ビジネスパーソンは、考え続けていくのが仕事と言えます。考えることが仕事であるから、考えるプロなんです。
そして、プロフェッショナルはプロの道具を持っています。
例えば、飛鳥時代から受け継がれていた寺院建築の技術を後世に伝えるなど「最後の宮大工」と称された西岡 常一さん。槍鉋(ヤリガンナ)などの道具の復活させて、技術は道具とともにあったことを教えてくれました。
加藤昌治さんの「考具」というロングセラー書籍の帯に書かれているコピーを紹介します。
「考えるための道具、持っていますか?
丸腰で仕事はできない。あなたの頭と体を
「アイデア工場」に変える、とっておきの
シンキングツール、教えます。」
というふうに、考えるための道具がたくさんありますが、どれを使いこなしていますか。
KJ法、マインドマップ、マンダラート、
SCAMPER、オズボーンのチェックリスト、
ロジックツリー、「なぜなぜ」5回シート、
シックス・ハット法・・・。
ぼくは、30年間「マンダラート」を使って
きました。来週はその話をします。