なぜこの動画に惹かれたのか。
このシリーズは全部で33本の動画が投稿されています(2021年2月9日現在)。2020年6月28日投稿の最初の動画に「古民家を買いました」というテロップから始まりました。「ほぼただに近い値段だったので、片付けは全部自分たちでやります」と、30代の夫婦がひたすら住めるようになるまで片付けていく記録を映像にしています。
ボクが最初に見たのが「田舎暮らし 028 の 里山の古民家に移住 2020年総集編」の26分の動画でした。
母屋から始まり、作業小屋に旧牛舎まで、延々と壊し潰し運び出し捨て去り・・・それだけの映像なんですが、目が離せなくなって釘付けで見入ってしまいました。ドキュメンタリーの強さなんでしょうね!
人間の営みの痕跡と残骸、そして再生の物語、それが雄弁です。ただただ、面白いと言うか、どこか懐かしくもあり、癒されるような気分にもなります。
そこに遥か故郷を見て、祖父母や父・母を見て、過ぎ去りし日々を思うからでしょう。
黙々と動き、ひたすら働く若い二人を応援したくなります。
時々、垣間見える楽しそうな仕草や奥さんのダンスのようなおどけも微笑ましくて、しっかりとファンになっていきます^_^
「里山のシイナ」の魅力は、プロセスの面白さ。1年経ったBefore & After動画を見ても、あれほど捨てまくっても簡単に変化してないという事実。 里山のシイナ045 動かなくなった草刈り機のエンジンの分解・修理・組み立てを8分間、見ているだけで懐かしくなるのはなぜだろう?