11年目のフリーランスの、選択と集中

静かな年明けを迎えています。まるでミニマリストにみたいに仕事がスッキリと整理されています。

2009年3月末日に前職の役員の任期満了で退任 してから始まった、個人事業主としての働き方。ぼくの能力・知識経験のナニをどのように提供させていただければ、仕事として成立して対価が得られるのか。五里霧中・試行錯誤の連続で、漸く方向性を定めても知名度も競争力もなく、背負った荷物の軽さになんとか助けられて、気がつけば間もなく11年目で、よくも継続できたなぁという思いです。

ここへ来て大きなターニングポイントになりそうなことは、「向こうから見つけてもらえ出した」ということです。

起業当初からいかにビジネスチャンスを得るために、こちらから売り込むか!無名であればあるほどこちらから仕掛けないとナニも始まらない訳です。ずーと、売り込み営業の日々を過ごしてきました。

小さな範囲での実積をひろげていき、知りあいの方からの紹介が徐々に増えていって、そしてまったくツナガリのない方からのコンタクトがある日やってくるのです。

こちらから売りこむのと向こうからみつけてもらうのでは、天と地ほどの違いがあります。

例えば、書籍を出版したいと思えば、企画書を作り出版社の編集者にこちらから売り込みにいくのが一般的ですが、売り込みという方法は、日々物凄い数の売り込みが舞い込む現状の中で、どうしても編集者にとっては受動的な行為
なのです。

ウンザリの気持ちの中で食指を動かしてもらうのは、余程のエッジが立っていないと難しい。
とは言っても、出版社にとって次のべストセラー作家を発掘するのは事業の生命線であり、当然、編集者もアンテナを張り巡らせているはず。
としたら、そのアンテナに引っかかること、ウォッチングされることが最大のポイントになりますね。
編集者にとっては自分が見つけたということですから、モチベーションが180度、売り込みとは異なります。
出版社では、出版社が決定されるまで、(1)編集会議で、その企画がいかにユニークで新しく、想定するターゲットに受け入れられるかを検討され、他の企画を押しのけて勝ち上がらなけれはなりません。

さらに(2)営業会議で、その書籍は売れるのか、増刷する可能性はどうかを徹底的に叩かれます。それらをくぐり抜けるためには、編集者のアグレッシブなプレゼン力と強い思いが必要です。
与えられたものではなく、見つけて創り出したものだというカタチのパワーが強いのです。

それぞれ2つの企業のトップの方に認めていただいて、あとはどのように動きだすのか。ちょうど今はそれをお待ちしている段階です。

この記事を書いた人

荒井 好一(Yoshikazu Arai)

荒井 好一(Yoshikazu Arai)

会社員38年・定年後フリーランス10年、好きな仕事で歩いてこれた。

45歳の春から東京単身赴任をスタートさせて、退職後もデュアルライフを楽しむ。異なる文化の街暮らしと移動空間で企画をするのが大好きで、2017年は実に新幹線乗車105回で仕事を楽しんだ。

スピーチのコーチ、法人代表、時々ビジネス書の著者、ブロガーに挑戦中。