<80歳でも収入>家元への道③mixiのオフ会(リアル交流会)を主催して、潜在ニーズを見つけました。

20代から30代の人たちがメインのmixiのオフ会(リアル交流会)に、60歳のおじさんが参加したら当たり前ですがアウェイ感は満載でした。ただボクはそんなことは気にならず、交流会そのものの面白さに結構惹きつけられていきました。

2,010年から永田町に賃貸で自宅兼会議室活用スペースを持ったので、オフ会の世話役の人たちに「使ってください」とアピールをしていきました。この会議室で利益を得ようとしたのではなく、人が集まる場所を自前で持つことで濃い情報が集まることに投資したと言えます。

変な人(年寄りの新参者)だったが、「年上の仲間」のポジションを得ていく。

2LDKの部屋のうち10畳と6畳の部屋を開け放って貸し会議室にしました。利用料金は、1人500円でした。文房具マニアの文房具勉強会とかSE女子の会とか、順番で講師をするミニ講演会などの各種勉強会にぽつりぽつりと利用され始めました。オートロックの部屋でしたので、五月雨式で遅れてくる参加者の対応などで、ボクも貸出中は同席しなくてはいけませんでした。どうせ時間拘束されるなら、1つくらいは自分が主催してもいいかなと考えるようになりました。

未読の本をその場で読んで紹介する読書会

読書会はリーディングラボに代表される「朝活」が圧倒的多かった中で、夜に開かれている読書会に「夜の読書会MAX」というmixiの勉強会コミュニティがありました。(ネット検索すると今でも見ることができます)積ん読解消という視点がユニークで、

  1. 未読の本を持ち寄る
  2. その場でみんなでいっせいに読む(時間は30分)
  3. 読んだ本の感想やお薦めポイントをプレゼンする(2分)
  4. 質問&フリートーク
  5. 最後に、いちばん読みたいと思った本を選出する

という具合で、なかなか楽しい方式で都内では九段や中央区、飯田橋などで開催されていました。ボクは3度ほど一般参加してからコミュニティの管理人の方に会いに行き、永田町読書会の許可をいただきました。

懇親会でみんなの悩みが飛び出した。

あらためてネットのログを見てみると、2012年3月31日に第29回の読書会を主催していました。3週間に1回位のペースでしたね。  

ボクは交流を深めるために、読書会とセットで懇親会を開くことにしました。ボクの会議室は自宅ですからキッチンが付いています。冷蔵庫にビールを冷やしておくことも、簡易な料理なら作ることも可能でした。この利点を活かして、冬場はおでんと牛すじ煮込み、ちらし寿司などみなさんが喜ぶ料理を用意して盛り上げていました。

懇親会でお酒が入り、また美味し料理を食べるとホンネや悩みが飛び出します。この読書会では2分で読んだ本をプレゼンするのですが、皆さん必ず言うのです。「うまく話せなかった」「話すのは本当に難しい」と。

ある日のことでした。懇親会でボクの話題になり、ボクが広告会社でプレゼンテーションを仕事にしてきたと話すと、「じゃ、スピーチを教えてください」という声が上がりました。酒席のノリで一気に盛り上がり、一度勉強会を開いてみようということになりました。しかし、ボクはどの程度教えることができるのか、教材などはどうするのか、まったく何も考えないままに引き受けてしまったのでした。

mixi の新しいコミュニティ、「3分スピーチ勉強会」の誕生でした。  (家元④に続きます)

80歳になっても収入を得る方法として、「家元」をめざしました。

<80歳でも収入>家元への道②ニーズを探して、mixiに飛び込みました。

順に、ノウハウ・プロセスをご紹介していきますが、ステップを重ねれば下記のように形になりました。

家元になっての「主な成果」
  • 書籍を3冊出版
  • 自前のセミナーを100期以上開催
  • 企業研修(東京海上日動火災保険株式会社様、ネッツトヨタ神戸株式会社様、カネボウ化粧品販売株式会社、メットライフ生命保険株式会社様他多数)
  • 講演活動

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