「7つの制約に縛られない生き方」とは、誰もが手にする第二の人生です。

ストックの整理をしていると、2011年発行の書籍が出てきました。本田直之著の「7つの制約にしばられない生き方」です。「時間・場所・働き方・人間関係・思考・服装・お金ー大切とされるこの７つこそ、実は制約でした」と書かれています。

再読したところ、コロナ禍の影響でリモートワークが進んだことなど変化はありますが、定年前の会社員の制約そのものの基本構造は同じです。１０年経っても、この本の指摘が変わらないことが残念でもあります。

現役時代は、ひたすら我慢を重ねてストレス過多・・・。

1. 時間・・通勤時間に2〜3時間、ゆっくりランチできない忙しさ、残業も、土日出勤も。自分の時間が少。
2. 場所・・東京中心で、遠くて狭い住宅事情・高額ローン、転勤・単身赴任、
3. 働き方・・やりたくない仕事、やりがいのない仕事、組織優先、会社に依存。
4. 人間関係・・パワハラ・セクハラ。理不尽な得意先、上下関係、部下管理、
5. 思考・・常識に左右され、組織優先、横並び意識。
6. 服装・・窮屈なスーツ、歩ききにくい靴、みんなに合せた服
7. お金・・住宅ローン、教育資金、介護費用、

定年後は、180度変わります。なのに、長生きリスクとか、いきなりひとりでほっぽりだされた不安に恐れをなしたり、現役時代の影にずーと影響されて、躊躇しがちです。

1. 時間・・すべての時間が自分で自由に使える時間
2. 場所・・通勤に縛られない。どこに住んでもOK.故郷リターンでゆったりした環境も。
3. 働き方・・好きなことを仕事にできる。短時間、少ない報酬でもOK，
4. 人間関係・・嫌な人と会わなくて良い。命令も理不尽も全てなし。
5. 思考・・自由自在です。
6. 服装・・好きな服、快適な服装。
7. お金・・自分おために使うお金は多く要らない。

もちろん、すべてがハッピーなわけではないにしろ、基本は「第２の人生は、現役時代の制約がすべて取っ払えているのです。

「ずっとやりたかったことをやりなさい」が、誰に遠慮なくできるのです。

さぁ、楽しむことを考えていきましょう。

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