定年後の働き方のワークスペースは、一番条件がいい旧・子ども部屋。

コロナ禍で東京との2拠点ライフを断念して戻ってきた大津市の我が家は、築35年の2階建て住宅。妻と二人で使う分にはスペース自体は充分に余裕があります。ただご多分にもれずどの部屋にも暮らしの産物・残存物がいっぱいでした。特に旧・子ども部屋は、役割を終えて20年近くになるのに、身一つで出ていって時折実家に帰る2人の子どものためにベッドや勉強机・本棚などがそのままで時を止めていました。

子どもたちがのびのび育つためにマイホームを購入したのですから、子ども部屋は2階の南東に面した明るく風通しの良いスペースです。ここを僕がワークスペースに活用することに異論を挟むものは誰もいません。ただ、大量の「我が家の歴史・思い出グッズ」に溢れていて、それらが行く手を阻んでいただけです。小中高大の卒業アルバムにテストの答案や通知簿、部活の道具に、膨大なアナログ写真・・・。

東京から引き上げてきた家財道具をガレージスペースに仮置したまま、子ども部屋2部屋の断捨離に20日間を要しました。ごみ処理も公のスケジュールとの調整が必要でした。(大型ごみは有料での引取依頼を延べ3週間に渡り。燃えないゴミは月末1回しか利用できず。燃えるゴミで出すためにサイズダウンの手間)

こうした家財の整理と移動で改めて身にしみたセオリーがあります。「重量のあるモノは、シニアには対処できない」

上に写真はダイニングテーブルです。新築時に作り付けで設置して、子どもたちが高校生の頃までは家族揃って食事を囲んだ、家族の時代の象徴的なテーブルでした。やがてみんなの食事の時間がバラバラになるとともに、リビングに別のテーブルが入り、これは単なる物置台と化していきました。だから再活用しよう!新しいワークスペースのメインデスクにする。僕は大きなデスクが大好きなのです。何も置いていない広大なデスクトップにアイデアを自由に展開するというのが理想の形でした。このダイニングテーブルは横幅200cm奥行き90cmの大物です。奥さんも再活用には賛成してくれたので、早速取り付けを外しましたが、そこで始めてとてつもなく重量物であることに気づいたのです。70歳超の夫婦の手に負えません。なんとか休み休みの横移動はできるものの、これを階段を使って2階に持ち上げるのは、ひとつ間違えば大怪我どころか命がけものです。断念して廃棄処分にしました。

その経緯で新規にデスクを購入する時の基準ができました。デスクの天板は10kg強にとどめる事。ということは、候補であった「Kanademono」やIKEAの天然無垢材の一枚天板は、圏外になりました。ネットのサイトをまた、一枚の広い天板デスクは無理と判明。次善の策として2本を組み合わせて、L字デスクとして使うしかないとの判断にいたりました。軽い軽いニトリのデスクを2本、幅120cm・奥行70cmと幅120cm・奥行55cmをセッティングしました。

満を持して購入した、ウルトラワイドモニターはLGの34インチで、Macbook Pro13とサンダーボルト1本で繋がり給電までできる優れものです。空飛ぶモニターでデスクの天板がすっきりとおしゃれです。

この記事を書いた人

荒井 好一(Yoshikazu Arai)

荒井 好一(Yoshikazu Arai)

会社員38年・定年後フリーランス10年、好きな仕事で歩いてこれた。

45歳の春から東京単身赴任をスタートさせて、退職後もデュアルライフを楽しむ。異なる文化の街暮らしと移動空間で企画をするのが大好きで、2017年は実に新幹線乗車105回で仕事を楽しんだ。

スピーチのコーチ、法人代表、時々ビジネス書の著者、ブロガーに挑戦中。