定年後の、60歳・65歳からの人生に向き合うときに、人は2つの軸に突き当たります。
- 縦軸に、WHY⇔⇔⇔⇔ HOW
- 横軸に、現役 ⇔⇔⇔⇔ 退役・余生
縦軸の一方の始点は、「なぜ、人生の後半に20年・30年の時間が用意されているのだろうか」「この意味はなんだろう?」とWHYから始めるか。
もう一方の始点は、「どのようにすれば、人生の後半に20年・30年の時間を過ごせるのか」「その方法はどれだろう?」とHOWから始めるか。
横軸は、定年を境に「現役の時間」対「退役・余生」の時間という捉え方。
フロー型と、ストック型に分けられるか?
相対評価(他者評価)と絶対評価(自己評価)
大先輩・日野原重明さんがおっしゃっていました。幼い頃から親や先生、先輩や上司が自分を育ててくれました。それで人生を渡ってこれたのですが、シニア世代の入るともう誰も育ててはくれません。
自分で自分を育てる時期ですよ、と日野原さんはおっしゃいます。他者に教えられ他者に評価をされて、成長進歩を自覚し、あるいは落胆、反省をしてきた、「相対的な視点」がさして意味がないようになりました。
他者の中での自立ではなく、自己の中での自立でしょうか。
自分の果実は、シニアの時間の方が多いし、豊かだ。
(この記事は、書き出したばかりです)β版で公開しますが、もとより結論を書く趣旨ではありません。
より良く死ぬためには、現行の介護保険制度を拡充していくことが、自分の死に方と同時に、残された家族のためにも意味のあることです。