並列読書の醍醐味が 松浦弥太郎の随筆『正直』と佐渡島庸平『 WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.』

もう45年も前のことかとちょっと愕然とするのだが、ぼくがカメラマンの助手から広告代理店の社員になってはじめての給料をもらった夜、書店に立ち寄って6・7冊の本を買った。1冊の本がなかなか買えなかった思いが長くあったから、好きなだけ買ってもいいんだと感じて興奮した夜から常に複数の書籍を購入するのが一種のくせになっている。

だから、常に数冊を並行して読んでいる。それはkindle版になっても同じ。iPad Pro12.9という快適に読めるツールには、未読本が5冊入っている。

関連した書籍をセレクトしているわけではなく、気に入った本を片っ端から購入しているに過ぎないから、並行した読書が化学変化を起こすことは少ない。それが今回はピンポーンである。

松浦弥太郎の随筆『正直』と、佐渡島庸平『 WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.』の通底しているキーワードは「孤独」である。随筆の見出しは「自分の友だちは自分」「一対一が基本」と続く。佐渡島本の副題は〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜.である。

そして読み手であるぼくは、組織から外れてのフリーランス稼業。老人世代は孤独との戦いでもある訳で、今並列で読み出したばかりなので、書評はまたにするが、いまはワクワクしていることだけを書いておく。

この記事を書いた人

荒井 好一(Yoshikazu Arai)

会社員38年・定年後フリーランス10年、好きな仕事で歩いてこれた。

45歳の春から東京単身赴任をスタートさせて、退職後もデュアルライフを楽しむ。異なる文化の街暮らしと移動空間で企画をするのが大好きで、2017年は実に新幹線乗車105回で仕事を楽しんだ。

スピーチのコーチ、法人代表、時々ビジネス書の著者、ブロガーに挑戦中。