先生を育てる仕事は面白く 深い学びを目撃できるのです

学びには様々なカタチがありますが、アウトブットを前提としたインプットの学び方は、視点が多角的で面白いのです。いま開講中の「講師認定講座の東京2期」から、レポートさせていただくと・・・。
実施しているプログラムを端的に言えば、午前中は生徒の学び、午後からは先生の学びという具合です。5日間の「2級プレゼン・スピーチセミナー」の講師を育成するのが目的の一つなので、例えば午前中は共通のテーマスピーチをして3種類のフィードバックを受け、2回目のスピーチをする。中間の1時間で、目を使ったコミュニケーション・スキルを生徒として学ぶ。
午後からは2回のスピーチと「目のエクササイズ」を受講生にファシリテーションする、講師の実際をワークショップ形式で実践して行く。例えば「〇〇さん、アイコンタクトの基本のエクササイズを教えてみてください」と、指名されて教える実践を行い、「いまの〇〇さんの教え方に関して、良いところは?改善ポイントは?」と、対話的な学びを展開していきます。
学んだことを伝言ゲームのように伝えるだけでは教えになりません。なぜこれを学ぶのか? 技術を習得することで、何ができるのか?自分の伝え方の変化をどう捉えるか?先生の立ち位置を明解にしながら理論とスキルを習得していきます。
午前中に受け取った知識や技術のノウハウを、自分の中で教える教材として転換させて行く仕組みがとてつもなく深い学びになって行くのです。
共通の指導要綱がありますが、講師候補は一人ひとりがアウトプットのアプローチが異なっていて、それを見ているだけで面白いのです。

この記事を書いた人

荒井 好一(Yoshikazu Arai)

荒井 好一(Yoshikazu Arai)

会社員38年・定年後フリーランス10年、好きな仕事で歩いてこれた。

45歳の春から東京単身赴任をスタートさせて、退職後もデュアルライフを楽しむ。異なる文化の街暮らしと移動空間で企画をするのが大好きで、2017年は実に新幹線乗車105回で仕事を楽しんだ。

スピーチのコーチ、法人代表、時々ビジネス書の著者、ブロガーに挑戦中。