定年後の働き方、50代からの準備をどうすればよいかー1.

ボクがおすすめする基本となる考え方は、

  1.  個人事業主として80歳まで働く<ビジョン>
  2.  複数小口の収入プランを計画して、準備する<戦略>
  3.  若い世代の役に立つ<ミッション>

というものです。

そのためには、まず自分の能力・経験・知識・趣味を棚卸ししてください。

その中で特筆できるものは、誰の役に立つのか。さらに発想を少し変えたり、手を加えることで新たな価値を生みだせるか。

特筆までもいかなくても、異なる環境に置けばチカラを発揮できるものもあります。いくつかの仮説を立てて、実施するために時間軸をどのように使っていくか考え抜いてください。

1.  目的→個人事業主として80歳まで働く。

日野原重明さんの著書「人生百年、私の工夫」にシニアライフを始めるときの名言があります。

        「戦艦の乗組員から ボートの船長になる」 

定年後は、小さいながらも独立独歩、自宅の郵便受けに「屋号」を書いて人知れずスタートを切ってください。もしあなたの能力の提供で別の企業の門を叩く時には、雇用契約を選ぶのではなくひとりの個人事業主として業務委託契約を選んでください。でないと、今までと違う戦艦の末端の走り使いに甘んじることになります。

「これからは自分の意志で、自分の価値観によって、すべてが好き勝手に選択できる、生まれてはじめてのチャンスが与えられるのです(日野原さん)」 折角の待ちに待ったチャンスなのに他者に雇用されることによって、自分で采配できる「時間とお金を自在な活用」を売り渡すことはもうやめましょう。それに雇用されると、年金受取額による給与の規制を受けるし、確定申告の利点が活用できないからです。

と同時に、人を雇用しないこと。雇用すれば、他人のために働かなければなりませんから、無理が生じるし、やりたくない仕事も受けなければならないからです。それらは現役時代で充分なはずですね。

もちろん、協力する人、コラボする人、助けて貰う人は必要ですが、そこには個人と個人の対等な関係が基本です。

ともかく、大きな売上は必要としないこと。事業規模など関係ない。自分の仕事の捉え方を、現役時代の感覚で判断しないことです。

定年後の個人事業主にとって、最大の資本は、時間と健康です。

急がば回れで、健康に不安があるのなら、まず1〜2年かけて体の手入れをしてからのスタートでも全然遅くはない。(その観点で言えば、現役のうちに体の手入れを済ませておくのも良い準備です)80歳までの道筋を考えれば、60歳のスタートであろうが62歳のスタートであろうが大差はありません。また、体の手入れをしながらも頭は働かせることができるので、計画を立てて何をするか、どうするか、いつまでにするかを俯瞰できるようにしていくといいでしょう。

おすすめのツールとして、ボクが実際に使っている逆算手帳が役に立ちます。10年後・20年後のなりたい目標を設定して、5年後3年後そして来年は何を実現していくかを手帳に書いて進捗管理していくものです。この手帳の今年度版は売り切れでしょうから、2021版を手に入れるとして、逆算という思考方法を学ぶのには下の書籍があります。参考にしてください。(続く)

 

この記事を書いた人

荒井 好一(Yoshikazu Arai)

荒井 好一(Yoshikazu Arai)

会社員38年・定年後フリーランス10年、好きな仕事で歩いてこれた。

45歳の春から東京単身赴任をスタートさせて、退職後もデュアルライフを楽しむ。異なる文化の街暮らしと移動空間で企画をするのが大好きで、2017年は実に新幹線乗車105回で仕事を楽しんだ。

スピーチのコーチ、法人代表、時々ビジネス書の著者、ブロガーに挑戦中。