Eihiro Saishuさんの「Amazon goが実現しているもの」が教えてくれるもの

ブログ「Grooving’ Notes」を読んで、あらためて視点の大切さ・面白さを教えていただいた。

Amazon goは、サンドウィッチやサラダなどを中心とした食品と飲料、お菓子、お酒などを扱う「無人店舗」だ。(写真は2つとも「Grooving’ Notes」から拝借している)

Eihiro Saishuさんは現場に行って驚く。ビジネス街の中。オフィスビルの一階に店舗はあるのだが、「(引用すると)特筆すべきは、「行列がない」という点だ。
「無人」という言葉に関心が集まりすぎているけれど、鍵はこの「行列がない」ということ。

どういうことかというと、Amazon goでは、棚から商品をとって、持って帰る。それだけ。(つまりpick & go。このあたりが名前の由来なのかと。)
それだけで、誰がどの商品を買ったかを、自動的に検知して、お金の引き落としも自動で行われる。つまり行列するところが無いのだ。(引用終わり)」

無人化は形態であり、事業運営サイドでは雇用を必要とせず人件費がいらない。ではなぜ無人化が可能かというと、決済を店舗からなくしたから。商品やサービスの購入時点で支払いをしなくて良いというのは、画期的なこと。レジがないお店である。しかもそれは、

「『提供者側の省力化』ではなく、『顧客の利便性』に力点が置かれているのだ。(引用)」

IOTもAIも提供側の視点ではなく、享受する側の視点が活かされているのなら、それはとても健全であると思う。

なぜこの仕組みが実現しているのかについてルポ&洞察されているので、詳しくはブログ「Grooving’ Notes」をごらんください。

 

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